2020.08.21
土木工事
地元企業同士による、地域への想いが一致した
[売り手企業 A社]
長年地元で土木建設業を営んでいたA社は、近年公共工事の減少などもあり売り上げが伸び悩んでいる状態でした。将来のことを考えた時、自社でこのまま経営をしていくより他社と提携して成長していく必要があると判断。その手法としてM&Aで会社を譲渡できないか検討しました。
候補先を検討する中で、同じ地元でA社とは違う分野の建設業のB社であれば安心して任せられると判断し、B社に打診し話合いをすることになりました。
[買い手企業 B社]
A社の引き受けの打診を受けたB社は、話を聞いた時とても驚いていました。
まさかあの老舗A社と、こういう話合いをするとは思ってもいなかったそうです。
しかし、話をもらった時、同じ地元で協力し合ってきた仲間であると同時にお互いの経営資源を合わせれば相乗効果があると判断し引き受けることになりました。
[マッチング成約のポイント]
通常のM&Aよりも、同じ地元で協力してやっていきたいという強い想いが入ったM&Aとなりました。
従業員や取引先のことも慎重に対応し、今までのA社のブランド力を活かしたスムーズなM&Aとなりました。