トップ M&A Niigataとは 成功事例一覧 地元密着型スーパーの将来を見据えた戦略的M&A
2019.08.30

地元密着型スーパーの将来を見据えた戦略的M&A

堅実に経営をしてきた地元密着型のスーパーと、業界内で競争力を強化したい中堅スーパーとのM&Aが実現。両社のニーズがマッチした同業同士のM&A。

[売り手企業 A社]
 地元密着で5店舗を運営し、パートを含む従業員は約200名。堅実に経営してきたA社の社長は、以前から事業承継を考えていた。競争が激化する業界の中で自社独自の力で拡大し成長していけるかどうか。そう考えたとき、大切なことは地元住民のために安定した経営でお店を維持していくことだと考え、単独での経営よりM&Aにより他社の力を借りて安定・成長させていくことがベストだと判断し、他社への譲渡を決断されました。

[買い手企業 B社]
 同業で県内中堅のB社は、A社と同じように競争激化する業界内でいかに出店し店舗数を増やしていくかが課題でした。その解決策としてM&Aによる既存店舗を引き受けて、時間をかけずに店舗を増やしていきたいと考えていたところに、当社からA社を紹介しました。お互いに競合する店舗もなく、ニーズがマッチしたため友好的なM&Aが成立しました。

[マッチング成約のポイント]
 A社が長年堅実に経営をされてきたことと、A社の社長が「従業員に将来も安心してもらいたい。また、地元住民のためにも店舗運営を安定させて残していきたい」という思いで相手を選んだこと。
 引き受けたB社の社長もそんなA社の思いを良く理解し、「A社には地元ニーズをとらえた商品がある」と良いところをしっかりと評価し、従業員等に配慮した引き受けを行ったことがお互いに気持ちの通った友好的なM&Aになった要因です。

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